基本材料の作り方 ・・・「錆」「麦漆」「コクソ」「溜め漆」「弁柄漆」「油砥の粉」

「漆」+αすることで、漆は性質を変え、整形、充填、接着剤に変化します。

 

①「錆」の作り方

材料  砥の粉+水 + 生漆

分量     1  :  1(体積比)

乾きの目安 1日

1、ガラス板の上に砥の粉を出します。小豆大より細かめに潰して、スポイド水を加えます。

2、2~3分ほど放置し、十分水がしみ込んだらヘラで練ります。少し固めの歯磨き粉ぐらいが良い状態です。

  水を加え過ぎた時は、ティッシュを被せて2~3分放置し、その後、もう一度よく練ります。

3、生漆を水練り砥の粉の横に出します。水練り砥の粉と生漆の量は体積比1:1。

4、水練り砥の粉に、生漆を3回に分けて加え、よく練ります。チョコレートのような艶が出たら「錆」の完成です。    

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②「麦漆」の作り方

材料  小麦粉 + 生漆

分量    1 : 1(体積比)

乾きの目安 2~3週間

1、小麦粉に生漆を加えてよく練ります。艶のあるガムのようになったら完成です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

③「コクソ」の作り方

材料 麦漆 + 木粉

分量 1  : 2 (体積比)

乾きの目安 1~2カ月

1、麦漆に木粉を混ぜ、ころころした状態にします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

④「溜め漆」の作り方・・・塗り用の漆です。

材料 生漆         

この工程は専門用語で「クロメ」という作業です。

1、ガラス板に少量生漆を出します。

2、ヘラで5~10分練ります。とろみがついて、飴色になります。これで溜め漆の完成です。

 

 

 

⑤「弁柄漆」の作り方・・・赤色の塗り用漆

材料 溜め漆  弁柄

分量  1  : 1(体積比)

1、ガラス板に溜め漆を作ります。

2、溜め漆と体積比1:1の弁柄をガラス板に出します。

3、溜め漆を3回に分けて弁柄に混ぜ、10分くらい良く練ると弁柄漆の完成です。

 

⑥「油砥の粉」の作り方・・・蒔絵粉を磨くときに使います。

材料 砥の粉 + 油

分量 適当

1、ガラス板に少量の砥の粉を出します。

2、油を砥の粉の横に少量出します。

3、油を少しずつ砥の粉に混ぜます。

  歯磨き粉くらいの固さに案れば完成です。

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